そろそろアラーラブロックがスタンダード落ちしてしまいます。

スタンダード落ちするカードはもったいないけど、エクテンをするには資産が足りないといった方も多いと思いますので今回はアラーラブロックのカードを使ってのEDH(エルダー・ドラゴン・ハイランダー)という多人数戦向けのカジュアルフォーマットを紹介したいと思います。

ルールについてはMTGwikiや公式ページなどで閲覧できると思いますので割愛します。

では今回の企画に入りましょう。


『アラーラの断片』
・白
《祓い士の薬包》
置物板の《解呪》、今で言う白い《帰化》。本家と違い起動に3マナかかりスタンダードでは重さばかりが目立ちあまり使われないカードでしたが、エターナルのカードプールでは1マナでなおかつアーティファクトということで今度復活が決まった《租石の魔道士》やM10の《加工》などのサーチ呪文でいつでも持ってくることができ、《太陽のタイタン》などの墓地から釣るカードで使いまわせるというメリットがとても大きい良カードです。コモンなのも◎

《エーテル宣誓会の法学者》
スタンダード以外では大活躍の通称:エーテル先生。EDHでもよく採用されている無限ターンなどのギミックをこれ一枚で止めることができます。前述のカードと同じで軽いアーティファクトということも◎

《忘却の輪》
もはや白の基本カード。スタンダードと違い、パーマネントを丸ごと吹き飛ばす全体除去やエンチャント除去などが多目のEDHでは安心感があまりありませんが、1枚ずつしかデッキに入れられないEDHでは1枚のカードで対処できる範囲が広いカードにはかなりの安定感があります。これも軽いエンチャントなので前述のカードたちと同じようにサーチや再利用がしやすいといったメリットがあります。このスペックでコモンなので◎

《聖域のガーゴイル》
アーティファクト多目になりがちなEDHではそれなりの動きをしてくれるでしょう。

《災いの砂時計》
アーティファクトデッキ系では超エース、普通のデッキでももちろん優秀なリセットカード。白でかつアーティファクトなので使いまわし易く簡単にクリーチャーデッキ相手にロックがかかったりします。クリーチャー以外も巻き込めるラスなのに50円レアなのが特に◎

・青
《急使の薬方》
前述のアーティファクトたちと同じメリットのあるドローソース。こちらはドローな分、相手の引きに関わらずいつでも有用。

《エーテリウムの彫刻家》
アーティファクトデッキ用。

《金線の賢者》
アーティファクトデッキまたはコンボ用。色々できます。

《標本集め》
クリーチャーのサイズが尋常じゃないEDHでは特に優秀。ジェネラルという優秀クリーチャーがどのデッキにも入っているというゲーム性上、絶対に腐らない最高ランクのスペル。効果がカウンターじゃないカウンター呪文な上に、対象を取らず、数も1体とは限らないという凄いことになったりするカードの一つ。しかも50円レア。

《ケデレクトのリバイアサン》
ハイランダー&HPが長い&ジェネラルというゲーム性上、パーマネント依存になりがちなEDHでは凄いカードパワーのクリーチャー。蘇生があるのでカウンターされにくいというのも◎、よくドラフトの後にゴミ箱に入ってたレアカード。

《エーテリウムの達人》
アーティファクトデッキ用。

《破片撒きのスフィンクス》
対戦相手が多ければ、飛行ブロッカーをコントロールしていないプレイヤーの一人や二人いるわけで・・・。

《求道者テゼレット》
青いデッキにならどれにでも入るスペック。マナアーティファクトや前述のアーティファクト軍団、《忘却石》のようなリセットカードなどわけのわからないサーチ性能を誇るまさにEDH用PWと言っても過言じゃないPW。今は値段が高いがそろそろ専用構築済みが出るので値段が下がる、はず。自分もEDH用に一枚欲しい。

・黒
《死体の鑑定人》
蘇生持ち軍団や各種インカーネーションなどを簡単にサーチできるカード。欲しいカードを墓地に落として、そのカードを他のカードで回収と言った動きもできる高レベルのサーチカード。

《処刑人の薬方》
前述のアーティファクトたちと同じメリットを持った優良除去カード。

《肉袋の匪賊》
各プレイヤーへの能力なので単純に1:2交換以上を期待できます。クリーチャーなので再利用や色によってはサーチなども狙える優秀除去。

《回収するタイタン》
アーティファクトデッキ用。

・赤
《火のるつぼ》
ドラゴンデッキ用。

《炎波のドラゴン》
除去付きファッティ。マナの溜まり易いEDHでは単機で致死ダメージを狙えたりするドラゴン。100円レアなのも◎

《火山流埋め》
サイクリング付きランデス兼アーティファクト除去。やたら能力のおかしいランドが多いEDHではランデスが欲しいことが多いですが、カードパワー的に単純なランデスを積むわけにはいかないのでこういう効果範囲がそれなりに広く、サイクリングなどの汎用性のあるカードはムダになりにくいです。

・緑
《鼓声狩人》
基本的にファッティが多目のEDHでなおかつインスタント除去は少なめなので、これ出してパワー5以上のジェネラルをそのままキャストするだけでとりあえずアドは取れます。

《帰化》
基本カード。

《髑髏覆い》
トークンが増えるジェネラルや自然にトークンが増えやすいデッキで。

《槍折のビヒモス》
これ出して自分のジェネラルを指定してるだけで勝ったりする、かもしれない。とてもカードパワーが高く、そして値段は著しく低い。

・マルチカラー
《バントの魔除け》
絶対にムダにはならない系カード。アドは取れないが痒いとこに手が届く。

《輝く根本原理》
カードパワーは高いがハイランダーだと狙った効果を出しにくい。パーマネントの多いデッキでは活躍しそうだが、色的にカウンターなどがめくれると・・・。

《残酷な根本原理》
とても優秀。唯一のデメリットといえばこれで対象を取った相手が本当に「敵」になってしまうことだろう。

《エスパーの魔除け》
絶対にムダにならない系カード。とりあえずドロー2付きエンチャント除去。

《ヘルカイトの首領》
超ウルトラハイスペックファッティ。速攻トランプルがとても優秀かつ、EDHで使われる全体除去の多くは「再生できない」の文章がなかったりするので再生無双できたりも。値段が安いのがさらに○

《ジャンドの魔除け》
他の使い道がないこともない墓地除去カード。何かしらの墓地除去は積まないと相手にやりたい放題されるので、墓地除去の選択肢の一つ。

《血編み髪のクレシュ》
こいつ本体というよりカラーが素晴らしいジェネラルカード。打点的にジェネラルダメージでの即死が狙えないこともない。大量のトークン出してる相手に《大渦の脈動》打ったらパワーが21超えたとかいう話も聞いたり聞かなかったり。値段が◎二つ分。

《アニマのメイエル》
マナコストが軽く、そして能力も相当優秀なジェネラル。エンド時に《エメリアの盾イオナ》とか《引き裂かれし永劫エムラクール》出されていきなり負けたとはよく聞く話。いわゆるメイエルデッキ。EDHではとても強いが300円あればおつりが来る。

《屍からの発生》
優良な墓地除外カード。エンチャントなので若干対処され易いのがデメリット。

《束縛の王子》
EDHのためのファッティ。これ出して《肉袋の匪賊》出すだけで凄い強い、《死の雲》や《破壊的な力》だと試合が終わる。もちろん50円レア。

《数多のラフィーク》
マナコストが軽く、カラーも優秀で、打点もピカイチなハイパージェネラル。3ターン目に出てきたこいつに殴られて即死したとはよく聞く話。ラフィークのためのデッキにしても強く、ジェネラルがただラフィークなだけのバントカラーのデッキでも強い。

《セドラクシスの死霊》
優良クリーチャー。ライフが長く、ジェネラルでアドが取れるEDHではスタンより決定力が大幅に下がっている。

《裏切りの王、セドリス》
能力がとても優秀なジェネラル。自分にライブラリー破壊打ってファッティ釣って瞬殺狙うも良し、《熟考漂い》や《叫び大口》のような優秀な187クリーチャーでアドをとっても良し。値段はもちろんワンコイン。

《覇者シャルム》
アラーラブロック最強ジェネラルというか全部のレジェンド合わせてもベスト8余裕でしたクラスの強さ。強すぎワロタ扱いされるので嫌われない程度に使用しましょう。しかも値段は安い。

《スフィンクスの君主》
能力が優秀なファッティ。アーティファクトなので若干信頼性にかける。

《急転回》
びっくりカード。対象変える系カードは最初から最後まで何もできなかったり逆に追加ターンカードを自分対象に捻じ曲げて勝利したりなどムラが激しくちょっと微妙。決まると盛り上がる。

《暴力的な根本原理》
優秀な除去、と言いたいところだが3つじゃ足りないことも・・・。

・アーティファクト
《大始祖の遺産》
ほぼマストカード。墓地除去系カードの中で一番使い易い。自分の墓地も取り除いてしまうので墓地を積極的に活用するデッキの場合は他のカードで。

・土地
《三色タップイン地形》
色が揃っているものをマストで投入。

《全景シリーズ》
二色合っていれば投入。コモンの土地でなおかつ色マナシンボルが描かれていないというEDH用のランド。



ということでアラーラの断片でEDH向きのカードを紹介してみました。
次回はコンフラックスを紹介する予定です。


自分が開催するイベントのときは基本的にEDHを併催していますので、興味がある方はぜひご参加お願いします。

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